【漫画】好きって言わせる方法を読んで

1回売りに出したけど、やっぱりもう一度読みたいと思って再び全巻買ってしまった漫画。

 

超かわいい主人公が最高の男をゲットするのを目標に、日々美を磨いて、モテテクも惜しみなくつかって計算して生きてるんだけど、本当に好きな人が現れてその人の前ではうまくふるまえないっていう話。

 

主人公がかわいくなるために超努力してるし、そんな主人公に最高に励まされた。

 

それに主人公の菜乃花はかわいいだけじゃなくて最高にかっこいい。

モテテク使って計算して生きてるから、同性からやっかみの対象だけど、気にせず堂々としてるところは本当にかっこいい。

 

特に私が好きなところは、菜乃花が3巻で友達と幼稚園の発表会について話しているシーン。

白雪姫役をやりたいけど、かわいい子が引っ越してきて「自分は無理だ」と思ったとき、

お母さんの「女の子は自尊心をもっていた方が得。でもその自尊心は何かを勝ち取ってでなきゃ得られない」という言葉に励まされて、一生懸命頑張る。だけど、白雪姫役には結局なれなかった。

でも菜乃花は、この後から急に男の子にモテ始めたのを受け、「結果がダメでも努力で得られる副産物は必ずある。それがちゃんと自尊心になってくれる」と語っている。

 

努力すれば望みが叶うとは限らない。だけど、努力で得られるものはたくさんある。

そう気づかせてくれた。

【漫画】スキップビートを読んで

「女の子がどんどん綺麗になっていく」

そんな漫画が読みたくて買ってみた。

 

主人公の京子がすごくめんどくさい性格をしてるし、普通の女の子の感性とはちょっと違うから、普通の少女漫画みたいに主人公に共感するってことはなかったんだけど、

何にでも120%で挑み続ける京子は見てて応援したくなる!

 

私もこんな風に頑張ろう!そんな風に思えた。

【小説】あなたのゼイ肉、落とします。 感想

大庭小萬里というダイエットアドバイザーのおばちゃんが、ダイエットの個別指導をしていく話。

それぞれの章に出てくるお客さんたちが主人公だ。

 

全部で4章あるけど、私は第3章に出てくる32歳男性の話が一番好きだった。

家庭環境に似たものを感じたから。

 

幼少期に親が与える影響って相当なものだと思う。

自分の好みにすら影響していく。

 

私も仕事を選ぶとき、無意識に世間体を気にする親の目線を気にしていた。

 

でも、親の影響は大きくても、親と一緒の人格になるわけじゃない。絶対そんなわけない。

私は大人になったのだから、自分の意志でいろいろ選べる。

 

親の目線といういらないものは落としていこう。

心のゼイ肉を落としていこう。

【小説】ときどき旅に出るカフェを読んで

近藤史恵さんの著作と知り、衝動買いした。

 

「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「スーツケースの半分は」

3つ作品を読んだけどどれもよかった。

 

だから、今回買うときあまり迷わなかった。表紙もかわいらしかったし。

 

人が死なない日常ミステリー

1話完結

 

私が好きなタイプの小説だった。

 

探偵役のカフェオーナーは私と違っていろんな国に旅行している。

その経験を生かして、外国のお菓子が店ではたくさん売られている。

 

オーナーが言っていた

「自分が常識と思っているものが、世界のどこでも常識ではない」「だから旅が好きだ」

 

私たちは気づかないうちにあたりまえと思って話したり、行動していたりするけど、実は世界はそれがすべてではないんだよなって改めて気づかされる小説だった。

【漫画】憂国のモリアーティ 6巻までの感想

シャーロックホームズを主人公にしたパロディ漫画は数あれど、

モリアーティ教授を主人公にした漫画は珍しいんじゃないだろうか。

 

モリアーティ教授は「悪の親玉で悪いおじさま」というイメージだったけれど、この漫画を読んで少しイメージ変わったな。

 

モリアーティがイケメンになっていたんだもん。

 

原作通り、人を殺してもいるから「悪」ではあるんだけど、当時のイギリスの情勢をみて世界を変えようとしていたという目的を聞いちゃうと、冷酷非情の極悪人とはまた違ってくるのかなと感じた。

 

もっとも、モリアーティの本当の考えがこれで正しいのかどうかはわからない。

なんか6巻以降、本当の目的とか考えみたいなのが出てきそうだし、まだ底が知れない、いまの巻数時点では描かれてないこととかありそうだって感じた。

【漫画】SPY×FAMILY 4巻までの感想

父親がスパイ、母親が殺し屋、娘が心を読む超能力者の偽造家族の話。

 

設定だけ聞くと気生臭い感じなのに、ほのぼのしてかわいらしいファミリー漫画だった。

 

絵もきれいだし、なんと言ってもキャラクターがいい。

 

主人公の父親もイケメンだけど、娘のアーニャがかわいらしい。

 

サクサク読めて、心がちょっとあったかくなる漫画だった。

 

映画「名探偵ピカチュウ」感想

今日の金曜ロードショーで「名探偵ピカチュウ」があっていた。

 

ピカチュウなのに実写?日本じゃなく海外が舞台?しかもピカチュウおっさん?

 

違和感しかなく、正直全然期待せずに観たけど話の展開も面白くて結構楽しめた。

 

ポケモンが実際にいたら、確かにこういう感じになるかもね、と納得できるような世界観だったように思う。

 

結末は途中でなんとなく想像がついたけど、それでもアクションのところはハラハラできたし、

最後はきれいに終わっていてよかったと思う。

 

あと、なんといってもコダックがかわいかった!!

 

コダックが登場してきた瞬間、小さいときコダックが大好きだったことを急激に思いだし、それ以降コダックがなんかする度にキュンキュンなっていた。

 

あんなとぼけた感じなのに強力な念力使い。コダックはほんとはすごい奴なんだよ。

 

ポケモンのところはCGだったけど、風景との違和感もないし、コダックたちはかわいかった。

 

子どもも大人も楽しめる映画であった。