【小説】ときどき旅に出るカフェを読んで

近藤史恵さんの著作と知り、衝動買いした。

 

「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「スーツケースの半分は」

3つ作品を読んだけどどれもよかった。

 

だから、今回買うときあまり迷わなかった。表紙もかわいらしかったし。

 

人が死なない日常ミステリー

1話完結

 

私が好きなタイプの小説だった。

 

探偵役のカフェオーナーは私と違っていろんな国に旅行している。

その経験を生かして、外国のお菓子が店ではたくさん売られている。

 

オーナーが言っていた

「自分が常識と思っているものが、世界のどこでも常識ではない」「だから旅が好きだ」

 

私たちは気づかないうちにあたりまえと思って話したり、行動していたりするけど、実は世界はそれがすべてではないんだよなって改めて気づかされる小説だった。